循環器内科

あなたの毎日を支える
心臓と血管の専門ケア

心臓と血管から成る循環器は、全身の細胞に酸素と栄養を届け、不要になった二酸化炭素を回収し続けています。この循環が滞れば、臓器は数分と持ちません。それほど重要な仕組みでありながら、異常の初期サインは胸の違和感や軽い息切れなど、日常に紛れやすい形で現れます。
先天性の疾患を除くと、循環器の病気には日々の生活習慣が深く関わっています。食事・運動・喫煙といった習慣を見直すだけでも発症リスクは下げられるため、予防の意識は治療と同じくらい大切です。胸や息に少しでも違和感があれば、早めに受診してください。

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担当医のご紹介

当院の循環器内科の特徴

01日常の些細なサインも見逃さない、心臓と血管の「守り人」

胸の違和感、軽い息切れ、動悸、足のむくみなど、日常生活に紛れやすい循環器の初期サインを大切にしています。最新の心電図検査や超音波検査、24時間ホルター心電図などを用いて、心臓のポンプ機能やリズムの異常を迅速かつ正確に評価し、重大な疾患の早期発見に努めています。

02「治療」と同じくらい「予防」を重視するトータルケア

循環器疾患の多くは生活習慣が深く関わっています。当院では病気の治療だけでなく、食事・運動・喫煙などの習慣を見直す「予防の意識」をサポートすることに力を入れています。高血圧や脂質異常症といった動脈硬化のリスク因子を適切に管理することで、心筋梗塞や心不全などの重篤な状態に陥るのを防ぎます。

循環器内科で診察する主な疾患

  • 高血圧

    血圧は体調や緊張の度合いで常に変動しているため、一度の測定で高い値が出たからといって即座に高血圧とは判断できません。診察室で繰り返し計測し、基準値を超える状態が続いて初めて診断に至ります。
    自覚症状がほとんどないまま血管の壁に負担をかけ続ける点が、高血圧の怖さです。放置すると動脈硬化が進み、心臓や脳、腎臓に深刻なダメージを及ぼします。

  • 狭心症

    心臓を養う冠動脈の内壁に硬化が進むと、血液の通り道が狭くなります。安静にしているときは問題なくても、運動や緊張で心臓の酸素需要が増えた瞬間に血流が追いつかなくなり、胸の中央を絞られるような痛みや重苦しさが現れます。左腕や背中にまで痛みが波及する方もいます。発作は短ければ数分でおさまり、ニトログリセリンの舌下投与も有効です。

  • 心筋梗塞

    狭心症では狭くなった冠動脈にわずかでも血流が残りますが、心筋梗塞では血管が完全にふさがります。冠動脈の壁にできたプラーク(脂肪の塊)が裂け、そこに血栓が形成されて血流が途絶えるためです。酸素を失った心筋は短時間で壊死に向かい、耐えがたい胸痛・大量の冷汗・吐き気・呼吸の乱れが一気に押し寄せます。こうした症状を感じたら、迷わず救急車を呼んでください。
    閉塞した血管をカテーテルなどで速やかに開通させる処置が救命に直結します。

  • 心臓弁膜症

    心臓の4つの部屋(右房・右室・左房・左室)の出入口には、血液の逆流を防ぐ弁が備わっています。血液を送り出すときに開き、逆流しないよう閉じるのが弁の役割です。
    しかし加齢や感染、先天的な形態差などで弁の動きが損なわれると、開きが悪くなって血流が妨げられる「狭窄」か、閉まりが甘くなって血液が逆戻りする「閉鎖不全」、あるいはその両方が生じます。弁の不具合は心臓全体のポンプ効率を下げるため、動悸・息切れ・疲れやすさとなって日常生活に影響が出はじめます。

  • 心不全

    心臓のポンプ機能が低下し、体が求める量の血液を送り出せなくなる病態です。全身への酸素と栄養の供給が不足するため、軽い動作でも息が上がり、疲労が抜けにくくなります。
    送り出す力が弱まると腎臓への血流も減り、水分の排出が滞りはじめます。余った水分は下肢のむくみや短期間での急な体重増加として現れ、さらに進むとお腹の張りや、体を起こさなければ眠れない状態に陥ることもあります。動いたときの息切れや足のむくみに心当たりがあれば、早めに専門の医療機関を受診してください。

  • 不整脈

    脈の速さやリズムが正常範囲から外れた状態を指し、脈が遅くなる「徐脈」、速くなる「頻脈」、リズムが不規則になるタイプに分かれます。
    運動後や緊張時、発熱時に脈が速まるのは体の正常な反応であり、加齢に伴う軽い脈の飛び(期外収縮)も回数が少なければ心配のない範囲です。一方、きっかけなく突然脈が跳ね上がる場合や、動悸とともに胸の痛み・めまい・意識消失を伴う場合は速やかに検査を受けてください。徐脈が進むとふらつきや息切れも現れやすくなります。

よくある質問

Qどのような症状で循環器内科を受診することが多いのですか?
A 胸の痛み、息切れ、動悸、足のむくみ、急なめまい、意識が遠のく感覚、背中に走る痛み。こうした症状はいずれも循環器の異常を示している可能性があります。ご自身に症状がなくても、健診で心電図やコレステロール値の異常を指摘されて来院される方も多くいらっしゃいます。
Q胸痛の特徴を教えてください
A 胸の真ん中あたりが圧迫される、ぎゅっと絞られるような感覚が典型的です。肩や背中、あごの周辺にまで広がる方もいます。狭心症の場合は短時間でおさまる傾向がありますが、心筋梗塞では激しい痛みが長く続き、冷汗や吐き気を伴います。痛みが引かない場合はためらわず救急車を呼んでください。
Q息切れ、呼吸困難の特徴は?
A 以前は平気だった階段の上り下りや掃除で息が上がるようになった場合、心臓の機能低下が隠れている可能性があります。特に重要な手がかりになるのは姿勢との関係です。横になると苦しさが増し、体を起こすと楽になる傾向があれば、心臓由来の疑いが強まります。ただし肺の疾患でも似た息苦しさは起こるため、原因の特定には検査が必要です。

早期発見・早期治療のために
定期的な検査を

健康状態を正確に把握するためには、定期的な検査が欠かせません。当院では、骨密度検査・内視鏡検査・脈波検査・超音波検査・レントゲン検査など、幅広い検査に対応しています。気になる症状がある方はもちろん、症状が出る前の早期発見にも大きく役立ちます。詳しい検査内容については、「健診・各種検査」ページをご覧ください。

当院で対応している検査

  • 骨密度検査
  • 胃カメラ検査
  • 心電図
  • 脈波検査(血管検査)
  • 超音波検査
  • レントゲン検査
  • 眼底カメラ