消化器内科

見えない異常を
見逃さない消化器内科
お腹の痛みや胸やけ、食欲の低下。日常で感じるこうした不調の奥に、消化管や肝臓・胆のう・膵臓の病気が潜んでいることがあります。消化器内科は、口から肛門までの消化管と、消化を助ける肝臓・胆のう・膵臓を専門的に診る診療科です。
逆流性食道炎のように頻度の高い疾患から、悪性腫瘍、発症の仕組みが解明途上の炎症性腸疾患まで、対象となる病気は多岐にわたります。体の外からは見えない臓器だからこそ、内視鏡をはじめとする検査を駆使した丁寧な診断が欠かせません。得られたデータを総合し、患者さんに合った治療を選択していきます。
診療時間・担当医表
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| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 【午前】9:00~12:00 | 中村 | ー | 中村 | ー | ー | ー | ー |
| 【午後】15:00~18:00 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
◎毎月曜・水曜午前受け付けております。
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担当医のご紹介
- 中村 哲也
Nakamura Tetsuya
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当院の消化器内科の特徴

01苦痛を抑え、精度を高めた「患者さんに優しい」内視鏡検査
当院では、最新のレーザー内視鏡を導入し、鼻からの検査(経鼻内視鏡)はもちろん、口からの検査でも極細の内視鏡を使用することで、喉の違和感や嘔吐反射を大幅に軽減しています。また、ご希望に応じて鎮静剤(眠ったような状態での検査)も活用し、身体への負担を最小限に抑えながら、精度の高い診断を提供します。

02消化管から肝・胆・膵まで、目に見えない不調をトータルに診断
胃や大腸だけでなく、肝臓・胆のう・膵臓といった「沈黙の臓器」も含めた消化器全般の専門診療を行っています。腹痛や胸やけといった身近な不調の裏に隠れた重篤な疾患(がん、潰瘍、肝炎など)を、超音波検査や血液検査、内視鏡を駆使して丁寧に見極め、患者さん一人ひとりに適切な治療プランを提案します。
消化器内科で診察する主な疾患
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食道がん
食道がんは、初期の段階ではほとんど自覚症状が出ません。飲み込むときのつかえ感や食事中の嘔吐は、がんがある程度進行してから現れる変化です。
症状が出にくい理由のひとつに、食道の構造があります。食道の壁は四層に分かれていますが、他の消化管と比べて薄いため、がんが粘膜面から深部へ到達するまでの距離が短く、浅い段階でもリンパの流れに乗って転移するリスクがあります。症状を待っていては発見が遅れかねないため、定期的な内視鏡検査で粘膜の状態を確認しておくことが大切です。 -
胃・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸の粘膜は、強力な消化液から自らを守るバリア機能を持っています。このバリアが崩れる原因で多いのは、ピロリ菌の感染と鎮痛薬の長期使用です。
バリアを失った粘膜には消化液が直接触れ、組織がえぐり取られて潰瘍になります。治療で潰瘍が塞がっても、ピロリ菌が残っていたり、原因となる薬を飲み続けていたりすれば再発は避けられません。潰瘍そのものを治すだけでなく、原因の除去まで行うことが治療のゴールです。 -
胃がん
ピロリ菌に感染した状態が長く続くと、胃の粘膜に慢性的な炎症が起こります。この炎症が年単位で続くと粘膜が薄く弱くなり(萎縮性胃炎)、がんが発生しやすい状態へ変わっていきます。塩分の摂りすぎや喫煙もリスクを押し上げる要因です。
予防の柱はピロリ菌の除菌と食生活の改善ですが、それだけでリスクをゼロにはできません。初期の胃がんは症状に乏しいため、除菌後も定期的に内視鏡検査を受けてください。 -
大腸ポリープ・大腸がん
大腸の内壁にできるポリープはほとんどが良性の突起物です。ただし、一部は長い年月をかけてがんへ変化する可能性があり、ポリープのうちに切除しておけばがん化を防げます。
大腸がんは進行するまで目立った症状が出にくい疾患です。便に血が混じる、便通のリズムが変わるといった変化で気づいたときには、すでに進んでいるケースも珍しくありません。便潜血検査や内視鏡検査で、症状のない段階から経過を追っておくことをお勧めします。 -
胆嚢炎・胆管炎
胆嚢炎・胆管炎は、右上腹部の強い痛みや発熱、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)を伴って発症する疾患です。原因の多くは結石や胆泥(泥状の沈殿物)で、胆汁の流れがせき止められると細菌が繁殖して炎症を起こします。
胆管は十二指腸と管でつながっているため、腸内の常在菌が逆流して入り込むことも感染のきっかけになるケースがほとんどです。痛みや発熱が続く場合は放置せず、速やかに受診してください。 -
肝炎・肝硬変・肝がん
ウイルス感染・長年の飲酒習慣・脂肪の蓄積などで肝細胞の破壊が続いていても、肝臓は自覚症状が生じにくい臓器です。しかし炎症が長く続くと、壊れた細胞の修復過程で線維組織がたまっていきます。
線維化が進んだ肝臓は全体が硬く縮み、肝硬変と呼ばれる状態になります。肝硬変まで進行すると肝がんの発生リスクが高まりますが、腫瘍ができても症状はほとんど現れません。肝炎と診断された段階から血液検査と画像検査を定期的に受け、変化を追い続けることが早期発見につながります。 -
急性膵炎
急性膵炎は、膵臓が自らの消化酵素で傷つけられることで起こる疾患です。消化酵素は通常、十二指腸に届いてから働きはじめますが、アルコールの大量摂取や胆石の詰まりが引き金になると、膵臓の中で酵素が活性化して組織を溶かしはじめます。上腹部から背中にかけての激しい痛みが特徴で、前かがみの姿勢になると楽になる傾向があります。こうした痛みが現れた場合は我慢せず受診してください。
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腸閉塞(イレウス)
腸閉塞は、腫瘍・手術後の癒着・腸のねじれなどが原因で、小腸や大腸の中の流れが止まる病態です。内容物やガスが行き場を失って腸内にたまるため、嘔吐・腹部の強い張り・腹痛・排便やガスの停止が一気に現れます。腸が膨らみ続けると周囲の血管が圧迫されて血流が途絶え、壊死に至る危険があります。これらの症状がそろった場合は、緊急の受診が必要です。
よくある質問
- 消化器内科を受診するのはどのような症状が出た時ですか?
- お腹の痛み、便への血の混入、体重の減少、食欲の低下、続く吐き気、下痢や便秘のくり返し、食後の胸やけ。消化器に関わる不調はすべて受診の対象です。軽い症状のうちに見つけておきたい疾患も多いため、気がかりがあれば早めにご相談ください。
- 健康診断で胃に異常があると指摘されました。どうすればいいですか?
- 健診の結果だけでは、粘膜の状態を正確に判断できません。胃カメラで粘膜を直接観察し、異常の有無や程度を確かめることが次のステップです。当クリニックでは検査から治療まで一貫して対応しています。
- 便秘で悩んでいるのですが、市販薬に頼っても問題ないでしょうか。
- 短期間であれば市販薬で対処することも選択肢のひとつです。ただし、同じ薬を飲み続けても改善しない場合や、便秘と下痢をくり返す場合は、消化管の疾患が隠れている可能性があります。生活面のアドバイスから処方まで、患者さんの状態に応じた治療を組み立てますので、一度ご相談ください。
- 胃カメラを勧められました。鼻から入れる方法があるそうですが、どうでしょうか?
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鼻から入れる胃カメラのメリットは、口を通らないため、嚥下反射(のどの奥でのゲーという反応)が起こりにくいことで、胃の動きを止めるための注射もいりません。
しかし、デメリットは鼻だと狭い部位を通るため、鼻の痛みがおこることで、鼻血が出る可能性もあります。
現在、レーザーを使用した内視鏡が開発され、細くても画質が向上し、当院では口からの検査も、鼻からで使う細い内視鏡を使っています。
そのため従来の口からの胃カメラで問題のない方は、そのまま口からでも良いのではと思いますが、嚥下反射の強い方は、鼻からの胃カメラを試しても良いのではと思います。
当院では、検査中、寝てしまうような鎮静も含め、それぞれの皆様の状態に合わせて楽な検査ができるように工夫しております。

未来の安心を
精密な胃カメラ検査で
内視鏡検査は、がんやポリープなどの異変を早期に発見し、将来の健康リスクを大きく減らす大切な検査です。当院では、苦痛の少ない内視鏡検査を心がけ、経験豊富な医師が適切な検査をご提供しています。症状が出にくい消化器の病気こそ、定期的な健診が予防の第一歩です。「最近検査を受けていない」「お腹の症状が気になる」という方は、ぜひ健診ページをご覧ください。あなたの未来の安心につながる検査をご案内しています。
当院で対応している検査
- 骨密度検査
- 胃カメラ検査
- 心電図
- 脈波検査(血管検査)
- 超音波検査
- レントゲン検査
- 眼底カメラ